2021年9月の記事一覧

明日、4年生は見学学習に行きます

 先週末から、だんだん秋らしくなってきましたね。今日は、長袖を着て登校する子どもたちの姿が見られました。急に涼しくなったので、風邪をひかないように気をつけたいですね。4年生は明日、安積疎水関係の見学学習に行きます。白江地区は、県内有数の米作地帯であり、地区内を流れる安積疎水は豊かな水資源を提供してくれるので、稲作の安定した生産を支えてくれています。その安積疎水関連施設を見学することにより、先人の多くの努力を知るとともに、維持管理の大切さなどを理解することをねらいとして、見学に行ってきます。

明日の日程をお知らせします。

1 期 日  令和3年9月7日(火)8:30~15:30 ※雨天決行

2 目的地  猪苗代方面(上戸取水口・疎水発電所) 長沼・須賀川方面(円筒分水・白江小学校学区内)

3 交通手段 安積疎水事務所手配のバス

4 日 程  8:30 学校出発 →9:15~10:00 猪苗代湖(上戸取水口)→10:15~11:00 田子沼 →11:20~11:45 水力発電所 →12:30~13:30 昼食(郡山逢瀬公園)→14:00~14:30 須賀川円筒分水 →14:40~15:10白江小学校 →15:30 下校予定

5 持ち物・服装

 リュック・探検バック・学習シート・筆記用具・水筒・ハンカチ・ちり紙・私服(動きやすい服装)履き慣れた運動靴・マスク着用(予備用マスクも持参)・紅白帽子・酔い止め薬(バスに酔いやすい人は帰りの分もあると安心ですね。)

4年生のみなさん、明日楽しみですね。教科書や資料で学んだことを、実際に見ることで深い理解につながることと思います。

月の見え方は、月の位置や太陽の光の当たり方とどのような関係があるのかな?

 3校時は、6年生の理科を行いました。今日は、月の形が日によって変わって見える理由を知るために、モデル実験を行いました。太陽は懐中電灯、月はドッジボール、地球は自分たちということで、ボールに光を当てて、月の形の見え方を調べました。自然と科学の部屋のカーテンを閉め、ボールの位置を変えてボールの明るく見える部分がどのように変わるのかを調べてみました。しかし、太陽役の懐中電灯の光不足と、カーテンがない窓があり、誰もが納得する実験結果を得ることができませんでした。そこで、第2の実験を行いました。三球儀を使い、実験開始。月は約1ヶ月で満月→半月(下弦の月)→新月→三日月→半月(上弦の月)→満月の変化を繰り返します。地球と月と太陽の位置関係を模式的に示し、地球から見たときの月の形の変化を示すことができるのが、三球儀になります。ボールを使った実験では、違いがわかりにくかったところも、三球儀では一目瞭然。前時には、タブレットを使い、「月の見え方」のシュミレーションを見て予習をしていたので、「あ~。」と納得した様子が見られました。その中で、日食と月食について話題にしたところ、「言葉は聞いたことがある。」と言っていたので、次時に三球儀を使って説明したいと思います。

この学習をきっかけにして、月の形に興味をもち、夜空を見つめる6年生が増えたらいいなと思っています。

日食  太陽と地球の間に月が入り込み、太陽・月・地球が一直線に並ぶと、月が太陽の光を遮り、地球から太陽 の一部、あるいは全体が見えなくなること。

月食  太陽・地球・月の順に、これらが一直線に並ぶと、地球によって太陽の光が遮られ、月に太陽の光が当たらなくなる。すると、地球からは月の一部、あるいは全体が見えなくなること。

夏休み中に取り組んだ理科作品展の審査結果

 昨日の午後、ムシテックにて「理科作品展審査会」が行われました。夏休み中、「なぜそうなるのかな?」「不思議だな?」と思ったことについて、自分で観察をしたり実験をしたりして、調べてまとめてきた自由研究。自由研究は、自分が何について調べるのかテーマを決めるところから始まります。「どんなテーマにするかが決まれば、自由研究の半分が決まる。」と言われるくらい、テーマは大切ですね。テーマを決まると、次は計画。何をどんなふうに調べるのかを考え、観察や実験をスタート!実験結果をまとめて、感想や参考資料を書いて完成。

 白江小学校では、1年生2点・2年生2点・3年生6点・4年生5点・5年生10点・6年生9点、合計34点もの出品がありました。白江小学校の全校数114名から見ると、理科の自由研究に取り組んできた人の割合は、およそ30%。夏休みの宿題の中でも、1番時間がかかり頭を悩ませるこの宿題に、これだけ多くの子どもたちが参加してくれたことに、感心しています。10月に予定している「学習発表会」の時に、34点すべての作品を掲示しますので、ご覧ください。

 昨日の作品展審査会では、白江小学校の子どもたち15名の作品が入賞しました。理科部長賞1名・特選3名・金賞11名・銀賞5名という素晴らしい結果をお知らせします。

理科部長賞(特選の中で1番よい作品)

               6年 三島木 颯介さん

                        『かまきりの卵と雪の関係

                           ~6年間のまとめ~』

特選 3年 松岡 俊佑さん 

                         『メダカのかんさつと研究

                           「イチ」が生まれた』

    4年 田村 昊 さん 

                          『うがい薬で実験!!

                              ビタミンCが多い食材調べ』

    6年 渡邉 心花さん 

                          『ホタルの研究~ホタルの数と

                             気温・湿度・天気の関係』

金賞 1年 本田 愛菜さん 

                           『あさがおのかんさつ』

    1年 小山 倫太朗さん

                           『みずにうくものうかないもの』

    2年 須田 理瑚さん 

                           『せみのぬけがらのけんきゅう』

    2年 渡邉 朝陽さん 

                           『あさひのむしずかん』

    3年 本田 悠晴さん 

                            『リトマス紙で身の回りの物を

                               調べよう』

    4年 清野 巧武さん 

                            『メタルスライム』

    5年 本田 雄惺さん 

                             『野菜によって水の量は

                               ちがうの?』

    5年 松岡 悠隼さん 『鏡の研究』

    5年 石﨑 叶真さん 『雲の不思議』

    6年 小林 遼己さん 

                             『僕の家の周りにいる生き物

                                 たちの生態と食物連鎖』

    6年 本田 葉音さん 

                             『ゆりの花の長持ち実験』

 理科部長賞・特選・金賞に入賞した作品は、本日9月3日(金)から9月12日(日)まで、ムシテックに展示されてありますので、ぜひ足を運んでみてください。

 本日、理科部長賞・特選・金賞に入賞した人には、ムシテックからのプレゼントを封筒に入れて配付しました。理科部長賞と特選は、ムシテックノートとムシテック無料観覧券。金賞は、ムシテッククリアファイルとムシテック無料観覧券がプレゼントされました。感謝の気持ちを持って、使ってほしいと思います。

  写真は、過去の理科作品展の様子(ムシテック)になります。

 

第3回本部役員会を行いました

 今日の18:30より、第3回本部役員会を行いました。今回の連絡・協議事項は、①PTA資源物回収(今年度は中止)②いわせ地区小学校陸上競技交流大会の駐車場係のご協力③いわせ地区小学校陸上競技交流大会のテント運搬設営のご協力④交通安全鼓笛パレード(今年度は中止)⑤学習発表会⑥岩瀬地区体育祭(今年度は中止)⑦環境厚生委員会より提案⑧地区音楽祭(今年度白江小学校は不参加)でした。

 校長より、福島県「非常事態宣言」とそれに伴う「集中対策」への対応について、詳しい説明がありました。「衛生管理マニュアル」により、新型コロナウイルスの地域の感染レベルに対する「感染リスクの高い学習活動」への対応についても、教科ごとの活動例を挙げて、説明がありました。

 対外的な行事につきましては、コロナウイルス感染拡大への対策として、今後変更になることもでてくるかと思います。学習発表会については校内行事ですので、対策をしっかりと行いながら、実施する方向で進めているところです。昨年度は、学習発表会を行うことができませんでしたが、これまで白江小学校で行ってきたのは「学校文化祭」という行事でした。しかし、今年度より「学習発表会」に名称・内容が変わりました。

 学校文化祭から学習発表会になりましたので、目標をお知らせします。

1 日頃の学習の成果を発表し合い、成長した自分たちを互いに認める機会を得ることで、児童一人一人が学ぶこと   の喜びと大きな自信を持つことができるようにする。

2 地域の方や保護者、友だちの前で発表することで、伝え合う力を伸ばすことができるようにする。

 これまで通り、各学年の発表・和太鼓の演奏・ユニサイクルクラブの発表・中学年により合奏を行う予定でおります。保護者の皆様は、これまではござに座って観覧していただきましたが、密接・密集になることを想定して、今年度はパイプ椅子を準備する予定でいます。その分、ご不便をおかけすることもあるかと思います。ご理解とご協力をお願いしたいと思います。学習発表会についての詳しい文書は、9月27日に配付をする予定です。

第6回授業研究が行われました

 今日の5校時は、第6回授業研究が行われました。今回は、2年生の算数科「筆算のしかたを考えよう」の授業でした。「102ー65を筆算で考える」という内容でした。この単元では、筆算のたし算(2桁+2桁=3桁)(2桁+1桁=3桁)の筆算の仕方を学習しています。

 その学習を生かして、前時までに「129-53を筆算で考える」学習をしています。①位を縦に揃えて書く→②1の位の計算をする(9-3=6)→③10の位の計算は2-5はできないので、100の位から1繰り下げる(12-5=7)。また、129-53=76という計算が正しくできているのか、76+53=129という、答えの確かめのやり方も学習しました。その発展として、146-89=57という、10の位・100の位からの繰り下がりの計算も学習しています。

 本時の「102-65=37」の計算は、さらにハードルが上がり、10の位・100の位からの繰り下がりではありますが、繰り下がりが2回連続という難問。1の位の2-5ができないから、10の位から繰り下げようとしたところ、なんと10の位の数字が0。そのため100の位から繰り下げることになるということで、子どもたちの悩む姿が見られました。筆算を覚えると大きな数の計算もできるようになるので、繰り返し練習をして覚えていけるといいですね。