2021年10月の記事一覧

昨日の昼休みは中学年の読みきかせ会

昨日の昼休みは岩瀬図書館の司書の方が来校され、中学年の読みきかせ会がありました。絵本には、想像力・知識・知恵がつまっています。 また読み聞かせは、子どもだけではなく、大人も心が安らぐことが科学的にもわかっているそうです。 子どもは、読書を通してことばや心を豊かにするとともに、多くの知識を見につけ、自ら考える力を高めていくことができます。子どもたちは、自分で選んだ本を手に取りたくさん読んでいますが、自分が選ばない本とは出会うことができません。読みきかせ会では、これまで出会ってこなかった本とふれ合うことができるので、貴重な機会になります。

昨日の読みきかせ会では、①「ぱくぱくはんぶん」②「へんしんどろぼう」という絵本を読んでいただきました。「ぱくぱくはんぶん」は、ケーキがありおじいさんが半分食べて、おばあさんに半分残したのですが、次々に動物たちがやってきて~というお話です。おばあさんんのケーキはどうなったのでしょうか。次の「へんしんどろぼう」は昔話で、どろぼうがでてきましたが、封筒を使ったおもしろい仕掛けがあったようで、子どもたちの感想によると、「なんでどろぼうが〇〇にへんしんしたのか、不思議。」と、興味津々だったようです。

「読書の秋」と言いますが、「読書週間」はいつ、どうして始まったのか気になったので、調べてみました。第1回の読書週間が開催されたのは、終戦まもない1947(昭和22)年。「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう。」という志のもと、出版社や取次会社、書店、公共図書館を中心に、新聞社や放送局なども協力して行われたそうです。期間は11月17日~23日の1週間。当時アメリカでは、11月16日から1週間、子供に本に親しんでもらう運動である「チルドレンズ・ブック・ウィーク」が開催されたそうです。日本の読書週間の時期は、このチルドレンズ・ブック・ウィークを参考にしたようです。第1回の読書週間が大反響を呼んだため、翌1948(昭和23)年の第2回からは、期間を延ばして開催されるようになり、文化の日(11月3日)を中心にした10月27日~11月9日の2週間で、この開催期間は今に至るまで変わっていません。「秋だから読書」というより、アメリカのチルドレンズ・ブック・ウィークと日本の文化の日が読書週間の期間に影響しているようです。

学習発表会に向けてユニサイクル・ダンスクラブの練習

今日の朝、明日の学習発表会に向けて、朝練習をしていた「ユニサイクル・ダンスクラブ」の子どもたち。流れの確認や立ち位置、技などの確認をしていました。和太鼓クラブと中学年の合奏は、11日(月)の松なみ集会の時に発表を行いっましたが、ユニサイクル・ダンスクラブの発表は行わなかったため、私も楽しみにしながら練習を見ていました。フラフープを3人で持ちながら回転する大技・友だちと手をつなぎながらの前進など、練習する姿が見られました。全校生の前で披露していないため、学習発表会が終わりましたら、発表の機会を設けたいと思います。明日の発表を楽しみにしていてください。

一目瞭然!!「山が浸食されている」「砂が堆積しているね」「削りかすが運搬された」

2校時は、5年生と理科の授業を行いました。流れる場所によって川の様子が違う理由に問題を見いだし、地面に水を流して流れる水と地面の様子の変化を調べるために、実験を行いました。本当は13日に行う予定でしたが、あいにくの雨だったため、1日延期。5年生の子どもたちの意欲は2倍に高まっているのを感じました。これまでの学習で、「山の中(上流)と平地の川(下流)では、流れの速さが違っていたから、流れる水が何かの働きをしているだろう。」と予想していた子どもたち。実際に、校庭の走り幅跳びで使っている砂場を使い、大きな山を作りました。ビニール手袋をはめると、子どもたちはこども園時代を思い出しながら、土で山を作ることに夢中になっていました。山を作りながら、「こども園の時に~。」など、懐かしい思い出話もしていた子どもたち。あっという間に、大きな山が完成。じょうろを使い、①普通の雨②大雨の2つの雨を想定し、流れる水や地面の様子を観察しました。水を流し始めると、「土を削ったり、鉛筆の削りかすを下の方に流したりすると思うから、下の方も観察しなければ。」「Vの字に削られてる!」「水が流れたところは、土が削られて運ばれている。」「土がなかったところに、土が運ばれて積もった。」「鉛筆の削りかすが、下の方にたまっている。」など、たくさんの気づきがありました。前時に学習した、流れる水には3つの働きがあり、①地面を削る働き「浸食」②土や石を運ぶ働き「運搬」③流されてきた土や石を積もらせる「堆積」などの言葉を使って、実験の様子を言葉で表現していた人も見られました。まさに、一目瞭然!!

学習発表会に向けて、のびのび広場にパイプ椅子を並べました

今年度は、コロナウイルス感染防止対策として、学習発表会の保護者席を、例年の「ござ」から「パイプ椅子」に変えました。「学習発表会における新型コロナウイルス感染防止対策についてのお願い」という文書に明記されていた通り、会場内の密集を防ぐため、当日入場いただく人数を、各ご家庭2名まで(児童と同居しているご家庭に限られていただきます)とさせていただきます。そこで、実家庭数の2倍のパイプ椅子をどのように設置するか、放課後に並べてみました。のびのび広場中央に、2mの通路を設けて並べました。コロナウイルス感染防止対策を優先してパイプ椅子を並べたため、写真のようになりました。当日は、換気を行いながらの観覧となりますので、寒さ対策として座布団や膝掛けなどがあると安心だと思います。ちなみに、13日の17時の段階での天気予報によると、16日(土)の天気は「雨時々曇り」。最高気温19℃・最低気温15℃。学習発表会を行っている時刻は、雨で16℃の予想となっておりました。受付でビニール袋をお渡ししますので、そちらに外履きを入れて、パイプ椅子の下に置いてください。

今年度から「学校文化祭」ではなく、「学習発表会」という行事名に変わりました。そこで、その行事名を新しく作りました。このように、学校では学習発表会に向けて、環境作りも進めています。各学年では、昨日の学習発表会予行練習を振り返り、改善しながら練習に取り組む姿が見られました。本番まであと3日。涼しくなってきましたので、体調を崩さないようにお気をつけください。

2校時・業間・3校時と学習発表会予行を行いました

 今日の2校時・業間・3校時は、全校生がのびのび広場に集まり、学習発表会の予行練習を行いました。子どもたちの朝の様子を見ていると、わくわくし過ぎて、早々と衣装を着て廊下で賑やかに過ごしている姿が多く見られました。今日のプログラムは、①1年生による「はじめの言葉」②1年生による「音読劇 うみのかくれんぼ」③2年生による「できるようになったよ。じょうずになったよ。」④3年生による「つたわる言葉 ことわざ・故事成語」⑤4年生による「未来を拓いた1本の水路」⑥5年生による「ニュース めざましらえ19」⑦6年生による「ミュージカル The Sound of Music」でした。小道具を使ったり自分の役に合わせた衣装を着たり、普段とは違う日常のため、子どもたちの気持ちが高まっているのを感じました。学習発表会の練習を通して、友だちと協力すること楽しさ・自分たちで考え学級で1つのことを作り上げる達成感・各自が目標を持ってがんばることの充実感など、たくさんのことを体験・経験することができたと思います。具体的なことをお伝えすると、学習発表会での楽しみが減ってしまうので、本日は数枚の写真のみとさせていただきます。16日(土)まで残り4日。今日の予行練習の反省を生かして、4日間でさらに仕上げてくれることと思います。