こんなことがありました!

2024年6月の記事一覧

きゅうり農家の見学

 昨年度に引き続き、今年度も3・4年生が社会科の学習で関根要一さんのお宅に伺い、きゅうり栽培の様子を見学させていただきました。

 関根さんのお宅にはきゅうり栽培用のハウスがたくさんあり、子ども達はびっくり。中に入ると棚にきゅうりのつるがびっしりとからまり、あちらこちらに黄色い花が咲いています。そして、つるの間をよく見るとりっぱなきゅうりがたわわに実っているのです。早速剪定ばさみを借りて、きゅうりの収穫作業を体験させていただきました。みんなよく実ったきゅうりを選び、ていねいにつるから切り取っていました。

 合間に関根さんから花が咲いてから1週間程度で収穫できる大きさになることや土の中に埋めたホースがハウスの中を通っていて、それで散水していることなどを教えてくださいました。

 その後、関根さんのお宅にお邪魔して、きゅうり農家の工夫や努力についてのお話を伺いました。関根さんの奥様は、きゅうりができるまでを大きくてとても分かりやすい手作りの資料を提示しながら説明してくださるなど、子ども達のことを考えた、とても心のこもった準備をしてくださっていました。たいへん頭が下がる思いです。

 最後は一人1本ずつきゅうりを食べさせていただきました。このきゅうり1本1本に関根さんご夫婦の苦労や努力がつまっていることを実感した子どもたち。そのおいしさもひとしおだったことでしょう。

 子ども達はしっかり感謝の気持ちを伝え、関根さんのお宅を後にしました。お忙しい中、手厚く子どもたちを迎え入れてくださった関根さんご夫婦に感謝いたします。

マイティで水泳の授業

 本校プールの老朽化により、今年度からマイティウェルネスクラブにお邪魔して、水泳の授業をさせていただくことになりました。その第1回目が、6月24日(月)と25日(火)に行われました。(24日は3~6年生、25日は1・2年生)この施設では、数年前から市内の小学校の授業を受け入れているので、子ども達の扱いは慣れたもの。指導の先生方が、とてもフレンドリーに接してくれるので、子ども達ものびのびと水泳のレッスンに取り組むことができました。

 まずは1・2年生。まだまだ足が着かないのでプールに沈めたフロアステップ(ふみ台)の上での練習です。恐怖感を抱かせることのないように、水中を歩くことから始め、口まで水つけての泡はき、水中輪くぐりと徐々に難易度を上げていきます。そしてステップとステップの間に隙間をつくって「ステップからステップへウルトラマンジャンプしよう」という活動に移ります。すると、ジャンプしているうちに子ども達の体が徐々に伸びてふし浮きの姿勢になっていくではありませんか。さすがはプロ!と感心させられました。

  3~6年生は、泳力によって二つのグループに分かれました。上級者は、けのびやバタ足から徐々にレベルを上げて、正しい泳法を身に付けることができるような指導をしていただきました。まだ水に抵抗感がある子達は1・2年生と同じように水慣れを中心に活動していたのですが、先にも述べたウルトラマンジャンプをしているうちに、今まで水に顔をつけることができなかった子数名が顔をつけられるようになったのです。おそらく、顔の位置が水に近い状態で繰り返し練習しているうちに「だいじょうぶそう」「やってみよう」という気持ちになったのではないかと感じました。さすがはプロ!

 ※ この記事では写真の掲載は控えさせていただきます。

ありがとうございました!授業参観

 6月21日(金)の授業参観・学級懇談会には、たくさんの保護者のみなさまにご足労いただきありがとうございました。(1年生の保護者のみなさまは、給食試食会からのご参加)

 1年生は欠席者がいたのが残念でしたが、給食試食会は予定通り実施しました。この日の献立は以下の通りです。

黒砂糖コッペパン、牛乳、枝豆サラダ、カレーワンタン、オレンジ

 お味の方はいかがでしたか。書いていただいた感想を後ほど拝見させていただきます。

 いよいよ授業参観。1年生は道徳科「ハムスターの赤ちゃん」でした。身近な命を大切にしようというお話でしたが、いかがだったでしょう。4月の頃に比べると、大きな成長の跡を感じることができたのではないかと思います。夏休みを超えるとまたぐんと成長するのでどうぞお楽しみに。

 年生も道徳科「げんきにそだてミニトマト」の授業でした。1年生と似た学習内容でしたが、こちらは植物を大切に育てようという内容でした。資料を役割読みしていましたが、その読み方に成長の跡が感じられたことと思います。

 3・4年生は総合「ふるさとについて調べよう」でした。自分たちの住む須賀川市の自慢や特徴を調べて発表する内容です。とても丁寧に調べることができていましたが、それ以上に発表の仕方に工夫が見られました。お家の方にかっこいいところを見てもらえたでしょうか。

 そして5・6年生も道徳科「雨上がりの日のこと」の授業でした。自分に自信がもてない登場人物が、自分のよさを生かし、友達同士で励まし合いながら成長していくという内容でした。小学校高学年から中学・高校にかけて子どもは越えられない壁にぶつかり、「どうせ自分には…」と自信を失い、チャレンジしようとしなくなる傾向があります。「高ければ高い壁の方が、登ったとき気持ちいいもんな」という一節がある歌の中にありましたが、困難に出あった時こそ、自らを奮い立たせ、立ち向かっていくことが大切です。5・6年生のみなさん、いい教訓にしてくださいね。

 さて、来週以降も、民間施設での水泳授業、3~6年生はバスで校外学習、1・2年生は七夕集会など、忙しい毎日が続きます。そして7月11日(木)~12日(金)は、那須甲子青少年自然の家での宿泊学習。茶臼岳登山や野外炊飯、とても楽しみです。保護者のみなさまには準備物等でご協力いただくことが多々あるかと存じます。何卒、よろしくお願いいたします。

ESD環境教育?!

 6月19日(水)、市の環境課の方にお出でいただき、3・4年生がESD教育の出前講座を受けました。ESDとは、Education for Sustainable Development の頭文字をとったものであり、日本語では「持続可能な開発のための教育」となるそうです。

 まずは「3Rについて学ぼう」ということで、環境課の方が、映像などを通して3Rに関する説明をしてくださいました。

 3Rに関する質疑応答の後は「ごみの分別ゲーム」です。準備された模擬のゴミを「可燃ごみ」や「不燃ごみ」、「資源ごみ」等に仕分けするゲームでした。

 続いては「ごみ投入体験」です。我々は「ゴミ収集車」と呼びますが、業界用語では「パッカー車」と呼ぶとのこと。パッカー車の仕組みや操作について教えていただいた後、いよいよごみの投入体験です。大量のゴミを苦も無く押しつぶすあのプレス機のパワーを目の前にすると、大人もたじろいでしまいますが、子ども達は2人組になり、ごみ投入係とパッカー車の操作係に分かれて体験しました。やってみるとなかなかの重労働。しかも実際のゴミはもっと重く、きっとにおいもきつい上、1日に数百件の家の分のゴミを集めて回るのだから、たいへんな重労働であることが分かります。

 この体験を通して、子ども達は持続可能な未来のために、リデュース=ごみの発生や資源の消費自体を減らす、リユース=ごみにせず繰り返し使う、リサイクル=ごみにせず再資源化する、という3Rの考え方の大切さを感じ取ることができたことでしょう。次はその未来のために何かアクションを起こしていかなければなりません。3・4年生のみなさん、がんばりましょう。

今年も「体力テスト」の季節

 6月18日(火)、新体力テストを行いました。あいにくの雨のため、体育館でできる種目のみ実施しました。(校庭で実施予定だったボール投げは後日)

 この日実施したのは「上体起こし」「反復横跳び」「立ち幅跳び」「長座体前屈」「シャトルラン」「握力」の6種目です。(このほかに「50m走」と「ボール投げ」があります)準備体操をしていよいよ本番。6年生をリーダーに縦割り班のグループで各種目を回り、記録を取りました。

「上体起こし」や「反復横跳び」は、普段なかなか行なわない動きなので、1年生や2年生は若干手こずっていたようです。

 そしていよいよ「シャトルラン」。保護者の皆様の中にも、この「シャトルラン」を経験した世代の方もいることでしょう。これが相当につらい。20mの間隔を何回も往復するわけですが、片道を「ドレミファソラシド」の8音の間に移動しなければなりません。この8音が始めのうちはゆっくり(8秒間)なのですが、レベルが上がるにつれて、だんだん速くなるのでたいへんです。疲労が(乳酸が)たまってきたところで体を速く動かさなければなりません。始めは余裕で走っていた子ども達も、終わってみればみんなげっそりです。

 6種目をいっきに行ったので相当疲れたことでしょう。みんなごくろうさま。今後も体力向上に努めていきましょうね。