出来事
潤いのある図書室に ー高橋麗秋さん ありがとうー
今年も、高橋麗秋さん(北海道在住 エッセイスト・歌手)が市ロータリークラブの皆さんと来校。子どもたちのためにと図書券を寄付くださり、代表で図書委員の児童がうけとりました。
高橋さんと本校は、東日本大震災がきっかけでの縁を持つようになりました。
学校倒壊から仮設校舎での教育活動、新校舎落成と多くの難局を乗り越えがんばる子どもたちと本校を継続して応援してくださっています。
間に入って縁を取り持ってくださっているのが、市ロータリークラブの皆さんです。
図書券は震災以来、毎年いただいており、有効に活用させていただいています。
図書室の一角には、購入した書籍を並べ、「れいしゅう文庫」が設置されています。
児童の皆さん、皆さんから希望を募り、読み応えのある本を今年も購入しますからね。たくさん本に親しんでくださいね。
夏だ! プールだ! ー放送によるプール開き集会ー
もう待てぬ 先に泳ぐと マガモのつがい
6月7日(水) 快晴。
プールサイドの温度計は32℃。絶好の条件に、マガモがもうまてぬとばかりに、プールサイドをグワグワ声を出してあるいています。ここ数年、毎年恒例、釈迦堂川方面からやって来ていると思われるマガモのつがいです。
今日は待ちに待ったプール開き。プールサイドの暑さなどを考慮に入れて放送による実施です。
児童代表から、「目標を持ち、安全に気をつけて泳ぎます」と力強い挨拶。
体育担当からは、安全な入水の仕方等についての話。
水泳の学習は、体力の維持増進にとてもよい運動ですが、より安全面に配慮した学習をすることが必要です。
職員も十分気をつけます。児童のみなさんも気をつけましょうね。
少し遡ると、GW明け、保護者の皆様に協力いただき、プール清掃を行いました。
このご協力があったからこそ、今日のプール開きを迎えることができました。ありがとうございました。
これから、プールから子どもたちの楽しい歓声が聞こえること、学校としてもうれしいです。
授業づくりで学校をつくる ー校内全体研修ー
第一小学校は、授業づくりで学校をつくる取組みを職員一丸となって推進しています。
この日は、須賀川市授業アドバイザーが来校。午前中、全クラスを参観します。
各学級の授業の様子です。(写真を撮れなかった学級もあります。ごめんなさい。)
ご覧のとおり、
本校では全学級で、ほぼすべての教科、すべての授業でペアもしくはグループによる学習が進められています。
この実践を継続したことにより、授業が変わり、子どもが変わり、そして学校もずいぶん変わりました。穏やかに学び合う様子があちこちで見られ、学力の向上につながっています。
午後は、中心授業の実施。。全職員が授業を参観し、学び合う時間です。
6年生 算数 円の面積の学習。
お題はこちら。
授業が始まり、2分程度で説明は終わり。子どもたちは、問題を解き始めます。
困ったときは、友達に「ねえ、、、」と聞きながら。
相談された友達は、必ずその相談に乗ってあげます。とても学び上手な子どもたちです。
最後の10分間で答えの確かめ。
参観する職員も子どもが一人のこらず夢中になって学び続ける姿をみて充実した時間を過ごせました。
すごい6年生の子どもたちです。
放課後、職員でリフレクション。
「支え合う姿に感動した。温かい学級づくりがすばらしい」「分からないときに分らないと言える子どもに育っている」など、職員から子どもの学びから見て取れた子どものすばらしさについて話がありました。
今回学んだことを生かして、一小はまだまだ授業の質の向上をめざし、教育活動を推進していきます。
2年生 算数の授業 ーひき算のこたえを確かめるには?ー
2年生 算数の授業。職員も参観。校内研修を兼ねています。
「41-15=26 この答えが正しいかどうか確かめるにはどうしたらいいだろう」という課題。
みんなで考え合いながら、「答えが正しいかどうかは、答え(26)とひく数(15)をたしてひかれる数(41)になるかどうかをみてみればよい」という話になります。
ここまでできたら、後はチャレンジ。
先生が準備した問題に子どもたちは取り組みます。
悩んだときには、隣の友達に「ねぇ、教えて。」「ここ、どうやればいいの?」と聞くこと。聞かれたら「うん、いいよ。」と一緒に考えてあげること。
2年生になり、子どもたちはますます学び上手になっています。
最後の問題
「あおいさんは、155ページある本を読んでいます。きのう18ページ、きょう24ページ読みました。あとなんページのこっていますか?こたえがでたらたしかめもしましょう。」
「155-18-24=113」までは分ったけれど・・・・確かめがむずかしい。
子どもたちは一生懸命考えますが、残念。ここでチャイムが鳴り、授業修了。次の算数の時間に持ち越しとなりました。
難しい問題に挑戦することって楽しい!友達と一緒に考え合うことって楽しい!
子どもたちが夢中で学んでいる様子をたくさん見ることができた授業でした。
不審者対応避難訓練 ー安全安心な学校をめざしてー
(これは、訓練の様子です。)
3時間目の授業が始まってしばらくしたころです。
職員玄関から入ってくる、物言わぬあやしい不審なサングラス男。
誰??
「どちらさまですか?ご用は何でしょう」
気付いた教頭がすかさず声をかけ、呼び止めますが、無言で一年生の教室の方に向かうサングラス男。
養護教諭も気付いて保健室から飛び出し、対応にあたります。
職員室でも気配を察知。緊急放送が鳴り、同時に事務職員が警察署へも連絡を入れます。
「あぶないことが、1階、図書室前で起きています。先生の指示に従ってください。」
担任は、廊下の出入り口の鍵を閉めます。子どもは教室の物陰に身を隠します。
支援学級の皆さん、えらいです。話をしないで担任の話をよく聞いて、物陰に身を潜めました。
確保!!
室内で身を守っていた子どもと担任にむけて再度放送が鳴ります。
「図書室に確保しました。児童の皆さんは担任の先生の指示にしたがって校庭に避難しましょう。」
放送を聞いて、みな校庭へ。話し声はありません
校庭の南側。集合場所はここ。
すばやく整列。点呼を始めます。
ここで訓練は終了。
その後の話の中で、須賀川警察の方から
「“いかのおすし(いかない のらない おおごえをだす すぐにげる しらせる)”を忘れないこと。一番は、なにかあったら周りの大人にすぐ助けを求めること。」
という話。
安全担当から
「学校で何かあったときこそ、放送をよくきくこと、先生の指示を守ること、今日のような不審者が侵入したようなときは窓やドアをすぐに閉めること」という話がありました。
本校では、これからも安全安心な学校づくりを進めていきます。
そして、何かあったときには、教職員が子どもの命を最優先に守るとともに、自分の命を自分で守ることができる子どもを育てていきます。
ところで。。。。
「物言わぬあやしい不審なサングラス男」役をかってでてくれた本校職員は、児童の皆さんが知っているように、本当は、とっても優しいいい教員です。
児童の皆さん、びっくりさせて、ごめんね。
福島県須賀川市大黒町100
TEL 0248-75-2851
FAX 0248-75-2852
e-mail sukagawa1-e@fcs.ed.jp