こんなことがありました!

出来事

東日本大震災から明日で6年

 平成23年3月11日のあの日から、もう6年が経とうとしています。
 今の6年生が小学校に入学したのが、震災の年の4月でした。それを考えるとずいぶん前のできごとのようですが、震災とその後の歩みを経験した者にとっては、一連の記憶は鮮明です。私たちの経験を今の子どもたちに伝えることは、「東日本大震災の経験と教訓を次の世代に継承し、かけがえのない命や防災について子どもたちが自らの問題として考える」ためには必要です。
 今日は、学校では次のような取り組みを行いました。
(1)半旗の掲揚を行いました。その意味を、担任から指導しました。
(2)昼の放送で放送委員の児童に『ふくしま道徳教育資料集 第Ⅱ集』の中の資料「おむかえ」を読んでもらいました。内容は、震災当日におそらくどの小学校でも、どの家庭でもあったであろうできごとです。
(3)下校前に黙とうを行いました。合わせて、可能であれば、明日の午後2時46分に、家で防災無線やテレビ等の合図にあわせて黙とうを行うことを指導しました。

「汚染土壌」の搬出が終わりました

 6年前の原発事故に伴う除染作業で発生した「汚染土壌」を、埋設していた農村公園から掘り出し、袋詰めをして搬出する作業が12月から行われていましたが、その一連の作業が昨日3月9日に終了しました。1500袋をこえる大型の土のう袋を、1日最大16台のトラックで運び出す作業でしたが、事故なく終了したことが何よりです。
 今後は、校庭に設置した仮囲いの撤去と整地等を行い、3月いっぱいには今回の工事が完了する見通しです。児童はもちろん保護者の皆様にもご心配とご迷惑をおかけいたしましたが、来年度の入学式後には、制限なくこれまでどおりの教育活動を行うことができるようになります。

6年生が「感謝のつどい」を開いてくれました

 今日は、6年生が「感謝のつどい」を開いてくれました。
「感謝のつどい」は2部構成になっています。
 第1部は、児童から保護者の方への「感謝のつどい」です。親子でのゲームをしたあと、児童一人ずつ、保護者の方に宛てた手紙を読みました。普段は照れくさくてなかなか言えない「ありがとう」ですが、それぞれがそれぞれの感謝の気持ちを伝えられたようです。
 第2部は、児童から職員への「感謝のつどい」です。ここでも、子どもたちから職員一人ひとりに手紙をもらいました。自分が書くことになった職員のことを思い浮かべて、どんなことをどんなふうに書いたら相手に感謝の気持ちが伝わるのか、よく考えて書いてくれたことが分かります。心のこもった、ていねいな手紙に、胸が熱くなりました。
 保護者の皆様、児童の皆さん、今日はたいへんありがとうございました。

本年度最後の「全校集会」を行いました

 今日は、多目的ホールで、本年度最後の「全校集会」を行いました。
 まず、「なわとび記録会」と「ユネスコ世界平和作文コンクール」の表彰を行いました。合わせて、須賀川地域ユネスコ協会会長賞を受賞した田邊美咲さんが、受賞した作文『平和な世界について考える』を全校児童の前で発表しました。
 次に、環境委員会の児童が、節電や節水の大切さを伝えるための自作の劇を披露しました。

学校薬剤師の鈴木美佐子先生が6年生のために来校されました

 今日は、学校薬剤師の鈴木美佐子先生が来校され、6年生に、これからを健康にすごすための「レオナルド・ダ・ビンチのことば」を教えてくださいました。
<レオナルド・ダ・ビンチのことば>
◯ 食いたくないのに食うなかれ
◯ 良く噛む 料理はよく煮て簡単に
◯ 腹を立てずに 姿勢を正しく
◯ 昼間うたた寝せず
◯ 酒は適度に少しずつ
◯ 空腹はかかえず 食事は抜かず
◯ 便所は待つなためらうな
◯ 体操は動きを小さく
◯ 頭は休め 心は爽快に
◯ 肉欲は避けて 食養生を守れ

 また、6年生全員に、記念のノートまでいただきました。鈴木美佐子先生、たいへんありがとうございました。